犬 |
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犬の魂 |
私はペットで犬を飼っています。 初めて犬を飼ったのが小学時代で、今で犬は2匹目です。 1匹目の犬は8歳の頃に土手でひろった柴犬で、私が23歳の頃まで生きたので、15年生きました。 「ノン」という名前なのですが、本当に長生きしました。 小学生の頃は可愛がって、毎日散歩に行っていたのですが 働くようになってからは、忙しくなり、あまり散歩に連れて行かなくなりました。 今思うと 「もっと散歩に連れて行ってあげればよかったなー」 と、後悔しています。 「もっと可愛がってあげればよかったなー」 とか・・・ 今でも思います。 いるのが当たり前になると、分からないものなんですね。 毎日散歩に行かなくなってからは、 日曜日でも本当に気が向いた時にしか散歩に連れて行ってませんでした。 今でもノンの写真を見るたびに、可哀想な事をしたと思っています。 あの時、ノンはどんな事を思っていたのだろう? ペットはしゃべる事ができないから、 その時ノンがどんな事を思っているかなんて考えてもいませんでした。 もっと散歩に行きたかったかなー? 寂しかったかなー? そんな事を考えていると、寂しくなってきて「もう1度、生き返ってきてくれないかなー」 と思ってしまいます。 ノンが亡くなってからすぐに、私の母が新しい犬を友人からもらって来ました。 2匹目の犬もノンと同じ柴犬で、大きさも、色も、ノンにそっくりでした。 名前は「テン」と名付けました。 やはり最初はなかなか、なつかなかったのですが、そんなのは2〜3時間くらいで 遊んでるうちに、テンの方から寄って来るようになりました。 見れば見るほど、ノンに似ていて、本当に可愛く思いました。 私は 「ノンが生まれ変わって、戻って来てくれたんだ」と勝手に思い込み、可愛がりました。 ノンには可哀想な事をしたから、テンは可愛がろうと自分の中で決めました。 仕事が終わって、疲れていても毎日遊んでやりました。 家に帰り、テンの所に行こうとすると、嬉しそうにシッポを振って私を迎えてくれます。 「なんて喜びを表現するのが上手い犬なんだろう」 と思うくらいです。 そんな毎日を続けていると、時々ノンの事を思い出し、可愛がるのはいいけど ノンの身代わりのように思えてきて「ノンには、あまり遊んでやれなかったのに、 テンにだけ、こんなに可愛がってていいのかなー?」と変な事を思ってしまう時もあります。 だからと言って、テンにも同じ事をしていたのでは、前と全く変わらないし そんな私の個人的な理由で、テンに寂しい思いをさせる事は間違っているので もう1度、改めて 「テンはノンの生まれ変わりだ」 と思い込みノンの分まで可愛がりました。 テンの中にはノンがいると私は信じています。 もし、ノンの魂がまだ何処かで彷徨っていたら、いつでもテンの中に来てほしい。 そうすれば、これからずっと、テンもノンも可愛がってやる事が今の私には出来るから。 |
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