温泉 |
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温泉の種類 |
昔、温泉は多くの湯治客でにぎわっていましたが、温泉に訪れた湯冶客は 自分の好きな時間に合わせて、自由に入れるわけではありませんでした。 入浴するには、順番があったのです。 入れる時間が来るまで、待ってなくてはいけませんでした。 当時の入浴には幕湯、合幕湯、ぬけ湯などの種類があって利用料金も種類によって違っていました。 幕湯には、まさに字の通り、共同浴場に幕を張って決められたお客様だけを入浴許可する 今で言う貸しきり温泉のようなものでした。 合幕湯とは、幕湯よりランクが下がり一人一回の料金で入浴できる指定席のようなものでした。 ぬけ湯とは、入浴料が無料なのですが幕湯か合幕湯の空いた時間を使ってしか入れないので キャンセル待ちと同じように、時間がまちまちで、入浴予定を把握していないと なかなか利用しずらいものでした。 一般的には合幕湯が多く利用されたそうです。 では、現代の温泉の種類です。 温泉の種類は14種類です。 1つずつ説明すると 1.単純泉。 源泉温度は25度以上です。 1リットル中、遊離炭素と塩分、その他の固型成分が1グラム以下のものです。 湯あたりも少ないので、長期療養に適した温泉です。 神経痛や、リウマチなどに効果があります。 2.炭酸泉。 単純泉とほとんど同じで、1リットル中、固型成分が1グラム以下のものです。 名前を見て想像できる通り、泡が立ちやすいのが特徴です。 主に低温、冷泉が多いです。 効果は心臓病、血管障害、官能性神経疾患、婦人科系の病気です。 3.重炭素土類泉。 炭酸水素塩泉の1つでもあり、単純泉と炭酸素の逆で 1リットル中に遊離炭素、固型成分がそれぞれ1グラム以上を含みます。 リウマチ、神経麻痺、慢性皮膚病などに効きます。 また、温泉水を飲むと胃腸病や膀胱炎等にも効きます。 4.重曹泉。 炭酸水素塩泉の内のもう一つ。 食塩泉の中に重曹を含んだもので、アルカリ性泉の一種でもあります。 5.食塩泉。 単純泉に次に多い温泉で、1リットル中の固型成分は1グラム以上です。 食塩1グラム以上5グラム未満が弱食塩泉で10グラム未満が食塩泉で 10グラム以上が強食塩泉といいます。 湯冷めをしない保温効果があり、熱ノ湯とも言われています。 6.ナトリウム硫酸塩泉。 硫酸ナトリウムを含んだ苦味泉の一種です。 飲泉にはあまり向いていません。 効果は、胆のう炎や動脈硬化、リウマチ等です。 7.含食塩芒硝泉。 名前通り、食塩を含んだ芒硝泉で、効果は食塩泉と芒硝泉に準します。 8.カルシウム硫酸塩泉。 カルシウムを多く含む苦味泉の一種です。 リウマチや創傷に効き、飲泉は利尿作用があります。 9.マグネシウム硫酸塩泉。 旧、正苦味泉で硫酸マグネシウムが主な成分です。 効果はリウマチです。 10.鉄泉。 炭酸鉄泉と緑ばん泉に分けられます。 炭酸鉄泉は重炭酸第一鉄を含んでいるため、お湯を沸かすと色が赤くなります。 また緑ばん泉は硫酸鉄を含んでいて、酸性緑ばん性が多い。 11.酸性泉。 日本特有の泉質です。 火山地に多いお湯で、多量の水素イオンを持ちます。 入浴方法も難しく、必ず指示を受けて入らなければならないお湯です。 12.アルミニウム硫酸塩泉。 硫酸アルミニウムが主な成分です。 皮膚病に効きます。 13.硫黄泉。 水硫イオン、硫化水素を含有しています。 独特のにおいで、卵が腐ったようなにおいです。 入浴法や飲用法によっては、諸病に効きます。 14.放射能泉。 ラドンやトロンが一定量以上含まれていて、ラジウム泉とも言われます。 胃腸の病気やリウマチなどにも効果があります。 昭和23年に公布された温泉法によると、温泉は源泉温度が25度以上のものです。 また、鉱水1キログラム中に規定以上の物質が含まれるものです。 温泉は外から降ってきた雨水が地面に浸み込んで、それが再び地上に出てくる時、 地熱で温まったものではありません。 それは処女水、または化石水と言われるものです。 逆に、冷たい湧き水でも温泉法に基づいていれば、立派な温泉なのです。 ![]() |
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